この度、第22回日本臨床医療福祉学会を2024年9月20日(金)~ 21日(土)の2日間にわたり、ホテルグランヴィア京都にて開催させていただきます。会長を拝命し大変光栄に存じております。本学会役員の方々をはじめ、すべての会員、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
本学会は、「日本神経疾患医療福祉従事者協議会」として平成14年10月13日にスタートいたしました。南東北グループ総長である渡邉一夫先生が、高齢化と複雑化する社会の中で、チーム医療・福祉の重要性を提唱し、本学会を創設されました。
日本の高齢化率は高く、2023年9月に総務省統計局から発表された資料では、65歳以上の高齢者が占める割合は29.1%と過去最高を記録しました。医療・介護現場においては、医師や医療従事者不足が問題となっており、働き方改革が2024年4月から本格的に推進される中、良質で安全な医療と福祉を提供し続けるためにも、再度チーム医療・福祉の重要性を掲げ、組織やチームが一枚岩となることが必要ではないでしょうか。
本学会が専門領域や役割を超えた意見交換や議論の場となり、安定した医療と福祉の提供に役立つことを願って「尊重と融合~相互理解の上に~」を第22回のテーマといたしました。充実した学会となるよう、鋭意準備を進めて参ります。
学会でのディスカッション後には京都の夏の風物詩である鴨川納涼床や、ライトアップされた夜の花見小路通など、京都を満喫していただけたら幸いです。
ぜひ多くの医療従事者の皆様に、演題のご応募と学会へのご参加をお願い申し上げます。
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